いつか、自分も倍返しだとか言ってみたい。
(し'W')「それよりも、布団返しといてよね。うめぇ君。」
(う^q^)「あ、はい。」
あ、どうもうめぇです。こんにちは。
(し'W')「それよりも、布団返しといてよね。うめぇ君。」
(う^q^)「あ、はい。」
あ、どうもうめぇです。こんにちは。
今日は、意外に知られていないマレーシアのプミプトラ政策(マレー系マレーシア人優遇政策)
について少し書けたらと思います。意外にネットに概要しか載ってないからマレーシアを知る上で役に立つかも。
あくまで、しゅーちゃんの経験と聞いた話を元にかいています。
あくまで、しゅーちゃんの経験と聞いた話を元にかいています。
プミプトラ政策とは

マレーシアの人と仲良くなったりしたら、たまに話題になるプミプトラ政策。
ウィキペィアによると
”マレーシアでは中国やインドからの移民が昔から多かった。さらに、イギリス植民地時代には、宗主国のイギリスによって中国やインドなどから外国人労働者が連れてこられたため、多民族社会化がさらに進んだ。イギリスから独立後、経済的に豊かな中国系人と先住民であるマレー人の対立は進み、中国系人によるシンガポールの建国(マレーシアからの分離独立)や5月13日事件に代表される民族対立が続いた。対立の原因が経済格差であったために、マレー人を経済的に優遇する国策が施行された。この一連の政策を総称して「ブミプトラ政策」という。これはマレーシアの伝統的な連立与党である国民戦線がマレー系民族の影響下にあることと強く関係している。”
〇参考:ウィキペディア・プミプトラ政策
人口の7割近く占めるマレー系マレーシア人への色々な優遇政策です。
(し'W')「中国系やインド系の移民の人たちは、一山当ててやるぜって気持ちで商売っ気が強くて、商売も上手にいったみたい。あと、元々マレー系の人たちののんびりとした性格も関係あるかもしれないね。」
(う^q^)「ほう、まぁ、確かに中国系の人たちとかは商売上手なイメージだなぁ。」
(し'W')「そんな格差をなくすとか、先住民のマレー系マレーシア人の誇りを取り戻すうんぬんかんぬんで、このプミプトラ政策が実施されたみたい。」
(う^q^)「へー。多民族国家って感じだね。」
(し'W')「マレー系の人たちには好評だけど、中国系の人やインド系の人には恩恵がないから批判も多いけどね。」
ネットではあまり書かれていない、プミプトラ政策の中身
インターネット上では、日本語であまりプミプトラ政策の内容が書いていないので
しゅーちゃんの実体験とか話を元にこんなこともあるよということを列挙してみます。
(う^q^)「これを聞くと、批判が出るのは確かにって感じ。」
(し'W')「事実は事実だからね。」
- 国立大学の学費が無茶苦茶安い
(Some rights reserved by World Bank Photo Collection,Flickr) - 割安な住居を購入できる(抽選制)
- マレー系の優遇の公務員採用がある
しゅーちゃんが卒業した国立大学とかは、学部によるけれど
4年で学費が5000リンギット。当時は1リンギット30円とかだったので15万円。
1年間の学費でなく、4年間の学費で15万円です。
(う^q^)「やっ、安っ!」
(う^q^)「やっ、安っ!」
ちなみに、日本は安いといわれている国立大学でも学費は4年で250万円。
。。。完敗です。
(し'W')「マレー系の人しか入れないし、学費が税金で賄われているんだよね。だから批判もあるよ。」
(う^q^)「そりゃー、ここまで安いと批判もあるよ。中国系やインド系の人は入学できないんでしょ。」
(し'W')「そうだね、入れないね。」
参考:マレーシアの国立効率大学の費用例(マレー語)
https://myfinancial.uitm.edu.my/new/images/pelajar/pdf/Kadar-Yuran---130120.pdf

(Some rights reserved by Conny Sandland,Flickr)
国がマンションを作り、マレー系に優先して格安販売をしたりします。これまた安い。
(し'W')「日本のよくある団地をイメージしてほしいかな。エレベータとかオートロックとかはないけど、その分新築でも安く買えるよ。」
(う^q^)「いくらぐらい?」
(し'W')「部屋番とか希望階とかは選べないし、購入のための所得等の諸条件はあるけれど、2LDKとか3LDKで日本円で150万円ぐらいかな。」
(う^q^)「あばばばばば。。。。」
(し'W')「安いよねー。だから、とりあえず抽選を申し込む人がいっぱいいるよ。買って、貸してもいいし、今マレーシアは地価が高くなる傾向があるから、しばらく持ってて高くなったら売るとかもするみたい。」

(Some rights reserved by zol m,Flickr)
マレー系優遇の公務員採用があります。こういった制度は、日本でもあるようですが。。。
(し'W')「日本だと公務員は人気あるけれど、マレーシアはお給料安いし、やりがいもないから自分の周りではあまり人気なかったかな。」
(う^q^)「日本のバブルの時も公務員はあまり人気なかったみたいだね。」
(し'W')「自分を成長させられないといって避ける人も多かったよ。」
(う^q^)「今の日本は公務員になるのも大変なのにねー。」
マレーシアのプミプトラ政策の今後

(Some rights reserved by ~ezs,Flickr)
たった3つの例を挙げるだけでも、日本ではなかなか考えられない優遇政策だなと感じてもらえたかと
思いますが、やはりマレーシアでも賛否両論あるようです。
(し'W')「この政策があると、確かにマレ―系の人たちは助かるけど一方で怠けちゃうから少し是正したほうがいいよねという流れはあるみたい。ただ、大きな支持層がマレー系だから改善は難しいみたい。」
(う^q^)「日本の高齢者優遇政策に近いな。選挙層が厚いところ優先だもんね。」
(し'W')「そうだね。」
実際、前マハティール元首相もこの政策は良くないと思っていたようで、この政策にメスを入れようとしたところ猛反発にあい、改善が頓挫してしまったようです。
""多数派マレー系が猛反発怒りの原因は、マハティール氏がブミプトラ(土地の子)政策の見直しの動きを見せたことだ。・・・・これにマレー系は猛反発。政府は条約の批准の断念やブミプトラ政策の維持を発表したが、不満は収まっていない。””
参考:朝日デジタル・93歳マレーシア首相、就任1年で苦境 海外では高評価
その後、新たに現ムヒディン首相になりましたが
所属がMalaysian United Indigenous Party(PPBM)
日本語で言うと「マレーシア統一先住民党」ですので、読んで字のごとく
マレー系優遇のプミプトラ政策はしばらく継続されるだろうという感じです。
参考:ウィキペディア・Malaysian United Indigenous Party(英語サイト)
まとめ
意外に調べてみると、プミプトラ政策の概要とか狙いとかは書いてありますが
より具体的な内容があまり書かれていなかったのであえてブログのネタとしてみました。
多民族国家ならではの政策であり、いい面も悪い面もあるところだと思います。
多民族国家ならではの政策であり、いい面も悪い面もあるところだと思います。
(う^q^)「ハーフの子でもプミプトラ政策受けれるなら、学費の面だけでもだいぶいいよなー。」
(し'W')「そういうズルい発想するからダメなんだよ。自分も恩恵受けた身ではあるけどさ。」
(う^q^)「まぁ、自分の子供にはやりたいことやらせてあげたいね。」
(し'W')「そうだね。お互い頑張りましょう。」
けなげに頑張っていきますので、うめぇ夫婦を今後とも宜しくお願いします。
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